アクティブファンドの信託報酬は高い!運用実績に悪影響な理由!
アクティブファンドの運用実績が高い?
タケ
今回は信託報酬についてまとめたよ。インデックスファンドと比べてどうなんだろう?
もう一人のタケ
アクティブファンドの信託報酬は高い?アクティブファンドの方が運用成績が良さそうに見えるから、買ってみたいんだけど・・・
と考えている人もいるのではないでしょうか?
投資を始めたばかりの初心者の方の場合、何が本当で何が本当じゃないのかよくわかりませんよね?
今回はアクティブファンドの信託報酬のお話。
- アクティブファンドの信託報酬は高いのか?
- インデックスファンドと比較した時にアクティブファンド
- 実際、初心者向けなのはどっち?
このあたりについて、今回の記事では解説していきます。
目次
アクティブファンドの信託報酬は1%前後
アクティブファンドの信託報酬は1%前後となっています。
1%という数字だけ見るとあたかも安いように錯覚してしまいますが、実は結構高めです。
投資をする際に知っておきたいのは信託報酬の相場。
- スーパーにごく普通のあんぱんが500円で売っていたら高いと判断できる
- 500mlの水が300円だったら高いと判断できる
- 信託報酬が1%→→相場を知らないから判断できない
水やパンの値段が高いかどうかは普段スーパーやコンビニでその商品に接しているから、値段が高いかどうか判断できます。
ただ、アクティブファンドなどの金融商品は普段あまり触れないので、高いかどうかを判断することができないんです。
まずは相場を理解するところからスタートしましょう。
まずは相場を知ることが大事。パンや水の値段が分かるのは相場を知っているから。
タケ
アクティブファンドやインデックスファンドの相場を知っておこう。
もう一人のタケ
インデックスファンドの信託報酬は0.3%以下も
インデックスファンドの信託報酬は0.3%以下のものもあります。
アクティブファンドの1/3ほどですし、もっと安いものだとアクティブファンドの1/5ほどの手数料で運用可能です。
私の場合は0.3%以下であればいいかなと考えていて、それより高いものは運用しないようにしています。(遊び目的で軽く運用しているものもあります)
- アクティブファンドよりインデックスファンドの方が信託報酬が安い
- インデックスファンドの3倍程度は信託報酬が掛かってくる
この点は知っておきたい情報です。
信託報酬に関しては各証券会社のファンドのページで確認することができます。
信託報酬(手数料)に関してはどんどん値下げ競争が活発化しているよ。
タケ
これから信託報酬はどんどん安くなるかもしれない。投資する側にとってはいいことだね。
もう一人のタケ
アクティブファンドの信託報酬は運用実績に直接影響する
アクティブファンドの信託報酬は運用実績に直接影響します。
【リターンと手数料の関係】
- 年リターンが3%で手数料が2%→リターン1%
- 年リターン3%で手数料が1%→リターン2%
- 年リターン3%で手数料が0.3%→リターン2.7%
手数料の分だけ運用リターンが減っていってしまうので、手数料はものすごく運用成果を左右します。
あまりにも高い手数料の商品だと「手数料が高かったがゆえに運用成績がマイナス」ということがあるので、手数料は必ず把握しましょう!
手数料は運用成績自体を左右する重要な要素だよ。
タケ
信託報酬(手数料)は運用前にしっかりチェックしておこう。投資商品にはいいことばかりが大きい文字で書かれていることが多いから気をつけるよう(信託報酬とか悪い要素を小さい文字で書きすぎ笑)
もう一人のタケ
長期的な運用が基本的=手数料が大きく響く
長期的な運用するので、手数料の負担はどんどん膨らんでいきます。
10年間運用するとしたら、手数料の負担は10年間続くことになり、それが1%の違いでも0.5%の違いでも将来的にはバカにならない金額です。
仮に、100万運用していたとしたら、
【信託報酬(手数料)の重要性をざっくり計算で見ると・・・】
- 100万円運用の手数料5000円(0.5%)が10年掛かる→10年で5万円
- 100万円運用の手数料1万円(1%)が10年掛かる→10年で10万円
0.5%の違いでもそれなりの金額になってしまいます。
1000万円運用したら、50万円の差です。
手数料の違いは絶対に押さえておくようにしましょう!
手数料の違いは将来的に大きな違いになってくるので、要注意。
タケ
0.2~0.3%ほどの違いでも将来的には大きな差になってくるよ。
もう一人のタケ
アクティブファンドの方が運用実績がいいなんてこともない
「手数料が高くても運用実績がよければいいんじゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、運用成績でもアクティブファンドの勝率は悪いです。
つまり、運用実績面でも手数料面でもアクティブファンドは厳しい戦いを強いられています。
- インデックスファンドは手数料も安く、運用実績がいいケースが多い
- アクティブファンドがインデックスファンを上回るケースもあるが、その確率は低い
手数料の分だけアクティブファンドは苦戦を強いられている現実があります。
アクティブファンドの方が実績がいいこともあるけど、要は確率の問題。
タケ
確率の低いものに投資するか、確率の高いものに投資するかの違い。確率が高い方がいいよね。
もう一人のタケ
アクティブファンドよりインデックスファンドが初心者向けな理由
アクティブファンドよりインデックス投資の方が初心者向けの理由は
- 信託報酬が安い
- 一本を買うだけで分散投資できるファンドもある
この2つが大きい要素となっています。
信託報酬が安い
ここまで記事にしてきた通り、信託報酬が安いのがメリットです。
詳しい説明はここまででしてきているので、ここでは省略しますが、金融商品は目に見えないコストを見落としがち。
- 大事な費用に関することが小さい文字で書かれている
- とてもわかりにくい仕組みになっている
ということがあるので、信託報酬は低いものを選ぶのが初心者向けです。
信託報酬が低いものを選ぶのが基本だよ。
タケ
まずは信託報酬が低いものをしっかり選ぼう!
もう一人のタケ
1本買うだけで分散投資ができるファンドがある
投資は分散投資をして、リスク分散することが大事ですが、1本買うだけで分散投資できるファンドがたくさんあります。
具体的な始め方やファンドの選び方に関しては楽天証券でつみたてNISAを始める方法で解説していて、具体的な始め方を書いてますが、要点としては
- 信託報酬は必ずチェック
- 1本買うだけで分散できるインデックスファンドを選ぶ
- いい指数に投資しているファンドを選ぶ
いい指数というのは長期的に成長しているもので、世界経済全体やアメリカの主要指数に投資するものが比較的いいです。
【つみたてNISAで投資を始める方法】
※ 運用益非課税枠があるので、つみたてNISA枠を活用した方がお得です。
分散投資できるファンドを買うのが初心者向け。
タケ
日本に集中投資とかをしていると、リスクが大きいよ。リスクは分散しておきたい。
もう一人のタケ
アクティブファンドはほぼ保有していません。
私自身アクティブファンドはほぼ保有してません。
全く保有してないわけではなく、若干保有してはいますが、全投資資金の中の1%にも満たない金額です。
経験として運用してみようと思ったんですが、すぐに積み立てをやめてしまいました。
- インデックスファンドで長期的に淡々と投資する
- 手数料を重視する
- 運用実績もインデックスファンドの方がいい確率が高い
という理由から、インデックスファンド中心の投資をしています。
いろんな投資をしていて、ハイリスク・ハイリターンな投資もしているよ。
タケ
インデックスファンドかアクティブファンドかとなるとインデックスファンドかな。
もう一人のタケ
まとめ:アクティブファンドの信託報酬は高い!初心者はインデックスファンドで十分
アクティブファンドの信託報酬は高く、その信託報酬は運用実績にダイレクトに影響してきます。
なので、信託報酬が高いか低いかはしっかりチェックしておく必要あり!
【アクティブファンドの信託報酬】
- アクティブファンドの信託報酬は高く、運用にダイレクトに影響する
- インデックスファンドの方が初心者向け
信託報酬はかなり重要なので、しっかりとチェックするようにしましょう!