LINE証券とLINEスマート投資の違いを超初心者向けに解説
LINE証券とLINEスマート投資はどこが違うの?
タケ
そんな疑問を解消します。
NISAとつみたてNISAが全く違うのと同じように、LINE証券とLINEスマート投資も全く違います。
共通点はLINEアプリでできるということぐらいです。
では、具体的にどこが違うのでしょうか?
LINE証券とLINEスマート投資の違いについて、詳細にまとめました。
- LINE証券とLINEスマート投資の違い
- この2つの投資の使い道は
- 投資初心者はこの2つを使いべきか?
目次
LINE証券とLINEスマート投資はどこが違うのか解説
LINE証券とLINEスマート投資の違いは
- LINE証券:株や投資信託に投資できる
- LINEスマート投資:ロボアドバイザーとテーマ投資ができる
そもそもの投資できる対象が違います。
LINEスマート投資の「ロボアドバイザー」と「テーマ投資」が聞き慣れない方もいるかと思うので、簡単に整理しました。
- ロボアドバイザー:毎週積立するだけで、簡単に運用することができる
- テーマ投資:「テクノロジー」「観光」などテーマを選ぶだけで投資できる
LINE証券とLINEスマート投資は全く別物であり、LINE証券とLINEスマート投資を両方始めたい場合は2つの口座を開設しないといけません。
では、投資初心者の方はこの2つのうちどちらを選べばいいのでしょうか?
LINE証券とLINEスマート投資を選ぶ時の判断基準
LINE証券とLINEスマート投資のどっちがいいのかという点ですが、以下の点から判断していきましょう。
- 投資対象
- 自分がどんな投資をしたいのか?
普段の生活との兼ね合いも含めて、決めていくことが大切です。
株に少額投資したい人はLINE証券
LINE証券は国内株に少額で投資できるという特徴があります。
- 1株単位で購入することができる
- LINEアプリで利用できるので手軽
基本的に株は100株単位で購入することになりますが、LINE証券の場合は1株単位で購入できるのが大きな特徴です。
なので、上の画像にもありますように、数百点から投資を始めることができます。
小さく投資を始めたい人向けの証券会社です。
LINEスマート投資は大まかに投資できる
LINEスマート投資にあるテーマ投資はテーマを選ぶだけの投資なので、投資初心者の方でも簡単に始められるというメリットがあります。
どのようなテーマがあるかと言いますと
- 消費増税
- シェアビジネス
- 5Gフェーズ
- テーマパーク
- 隠れ高収益企業
などがあります。(2020年3月現在)
このようにざっくりとしたテーマで分けられているので、簡単なように見えますが、簡単なようで難しいのがテーマ投資。
過去3年間の増減率も掲載されていますが、過去3年のデータだけではそこまで参考にならない部分もあり、その数字だけを鵜呑みにするのは少々危険です。
LINEスマート投資はロボアドバイザー投資も可能
LINEスマート投資はロボアドバイザー(略してロボアド)も運用できます。
こちらは投資初心者の方でも運用しやすいサービスです。
- 積立設定をするだけで、自動運用できる
- やることはなく、自動で毎週積立
という運用手法なので、ほったらかしで運用することができます。
ただ、ロボアドバイザーに関しては他にも運営している会社があり、そこと比較していかないといけません。
ここからはLINE証券やLINEスマート投資は他の投資と比べて、投資初心者の方におすすめなのかを紹介します。
LINE証券とLINEスマート投資は初心者におすすめできる投資?
一番関心があるのはLINEスマート投資とLINE証券がいいものなのかという点かと思います。
なので、この2つがおすすめできる投資なのかをまとめました。
- 少額で国内株投資をしたい初心者:LINE証券向き
- 幅広く株に投資したい人(外国株も含め):他の証券会社向き
- ロボアドバイザーを運用したい人:LINEスマート投資以外のロボアドバイザーが手数料的にはお得
少額で国内株投資をしたい方はLINE証券がおすすめ
少額で国内株投資をしたい人にとって、LINE証券は向いている証券会社です。
他の証券会社と比較しても、LINE証券は手軽に投資できます。
- LINEアプリで簡単にできる操作性
- 少額で投資できる手軽さ
この2つが大きなメリットなので、初心者向き。
デメリットとしては投資できる銘柄が少ないことですが、その点より「少額」を優先するなら、LINE証券から投資をスタートするといいでしょう。
【少額で国内株を始めたい方はLINE証券】
幅広く株に投資したい人は他の証券会社向き
いろんな銘柄に投資したい人や外国株に投資したい人はLINE証券向きではありません。
投資の自由度的には他の証券会社を使った方がいいので、LINE証券は避けましょう。
いろんな証券会社がありますが、私が一番多く使っているのがSBI証券です。
証券会社による差はそこまで大きくないですが、SBI証券は無難なので幅広く投資したい方におすすめできます。
【幅広く投資したい方はSBI証券から】
LINEスマート投資はあまりおすすめとは言えない
LINEスマート投資でのロボアドバイザーを運用は毎週500円のワンコインで投資することができます。
かなり安く投資できるんですが、少額投資の場合手数料が割高になります。
なので、私はLINEスマート投資で運用しておらず、ウェルスナビやFOLIO ROBO PROを運用しています。
LINEスマート投資で、毎週500円を積み立てたケースで手数料をまとめました。
【毎週500円積み立てた場合の手数料】
- LINEスマート投資は最低月100円の手数料が掛かる
- 毎週500円=1ヶ月2000円→1年2万4000円投資したとすると、年1200円の手数料→手数料年率5%
- ロボアドバイザーの手数料は基本的に年率1%
- LINEスマート投資は割高
高額で運用すれば問題ないんですが、少額だと手数料が多く取られるだけになります。
運用としては致命傷です。
長期的に運用するならウェルスナビ、ロボットに市場予測をしてもらう運用ならFOLIO ROBO PROの方が手数料面ではいいと言えます。
LINEスマート投資の少額運用は手数料が高いのが欠点だよ。手数料は運用の良し悪しを決めるから重要!
タケ
まとめ:LINE証券とLINEスマート投資の違いは証券会社か投資方法か違い
LINE証券とLINEスマート投資は投資できる先が違います。
この2つの違いと特徴をまとめました。
投資先 | 特徴 |
LINE証券 | ・証券会社 ・少額国内株投資したい人向け ・NISA、つみたてNISA枠はない ・本格運用はSBI証券 |
LINEスマート投資 | ・ロボアドバイザーとテーマ投資ができる ・少額投資だと手数料が高くなるのが欠点 ・私はウェルスナビやFOLIO ROBO PROをロボアドバイザーでは運用中 |
2つの投資の違いと他の投資先との比較をして、自分に合った運用先を選んでみてくださいね!
【ロボアドバイザー運用記事】