投資の利回りは高い方がいい?利回りに振り回されない方法
投資の利回りは高い方がいい?実際運用益がもらえる方が良さそう!
タケ
実はそうとも限らない。実際に利回りについて解説していくよ!
もう一人のタケ
投資の利回りは高い方がいいのか低い方がいいのか問題。
先にこの記事の結論を書きますと、「利回りは二の次で考えた方がいい」という結論です。
利回りが上がれば、確かに運用益は増えますが、その分リスクも増えます。
- 利回りを二の次にする意味は一体どこにあるのか?
- 投資の利回りとその特徴
このあたりを記事にまとめましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
目次
投資の利回りは高い方がいい→利回りは二の次
投資先を利回りだけで判断するのはあまりお勧めしません。
もちろん投資において利回りが大きな要素です。
- 100万円の利回り10%→年間10万円の利益
- 100万円の利回り5%→年間5万円の利益
- 100万円の利回り3%→年間3万円の利益
こう比べてみると利回り10%の方がいいということになりますが、実際に大事なってくるのは自分に合っている投資を選べるかどうかです。
利回りは二の次に考えることが大切で、自分に合ってない投資は自分自身を消耗させます。
利回りが大事なのは間違いない。でも、それだけじゃないよね?
タケ
「人間関係最悪+残業膨大の高収入企業」と「人間関係良好残業なしのやや収入の低い企業」。後者を選ぶ人もいるよね。投資もまさにそんな感じ。
もう一人のタケ
自分自身の生活が消耗するのは本末転倒
利回りは1つの要素であり、総合的な判断要素の1つであるということです。
例えば、利回り10%超えの投資をやったとして、その投資がハイリスクだったとします。
FXなどでロスカットなどを伴う場合は
- ロスカットレートを気にして、普段の生活に集中できなくなる
- 不安やストレスが投資をやってない時より増える
こんな状況になるのはあまりいいことではありません。
FXをやるのが悪いというわけではなく、実際に私もFXをやっていますが、普段の生活と投資のバランスを取ることが大事です。
利回りが大きい投資の方がリターンは大きく取れる。
タケ
だけど、投資はリスクとリターンがある。自分の生活と資産状況とのバランスが大事。
もう一人のタケ
利回りランキングもあり
実際に運用している投資の利回りランキングも出しています。
このランキングはあくまで利回りのみを集めた結果なので、参考程度にしていただければ幸いです。
各投資の始め方や細かい運用実績なども載ってますので、利回りが気になるという方は参考にしてみてください。
【運用利回りランキングは以下から】
利回りが気になる人は上の記事を確認してみてね。
タケ
ここからは各投資の特徴を書いていくよ。特徴を把握して、まずは少額で投資するのがオススメ。
もう一人のタケ
投資の利回りは高い方がいい?生活への負担を検証
投資の利回りは先ほどのランキングで確認していただきたいんですが、ここからは生活への負担度を検証していきます。
- 毎日のように気にしなきゃいけない投資はどれか?
- ある程度放置でできる投資はどれか?
などを判断していく必要がありますが、私は基本的に放置型が好きなので、ある程度放置で運用できるものが多めです。
では、1つ1つの投資について、生活への負担度を検証していきます。
トラリピ:急変動の時の想定必要
私が運用している投資の中で、利回りが最もいいのがトラリピですが、ハイリスク・ハイリターンの投資なので、注意点がいくつかあります。
【トラリピの生活負担度】
- 基本的にはほったらかしで運用できる
- ただ、為替相場が急変動した時には一気に値動きが起こるので要警戒(相場の急変を事前に想定しておく必要あり)
- ロスカットレートに近づいた時だけ、追加資金投入の判断が必要
トラリピは自分の設定次第で運用を始めることができますが、ロスカットしないことがかなり大事になってきます。
設定に関しては参考記事もありますので、そちらを参考にしてみてください。
トラリピに関しては少額で設定する方法もあるので、参考にしてみてね!
タケ
基本的にはほったらかしで運用できるけど、相場の急変時には気をつけよう。
もう一人のタケ
クラウドクレジット:分散投資して放置
クラウドクレジットも利回りがいい投資ですが、こちらは投資した後はほったらかしで投資します。
投資ファンドに集中的な投資をせずに、分散して投資することが重要で、投資した後は運用期間終了までほったらかしで運用できます。
【クラウドクレジットでの運用方法】
- 最低投資金額は1万円
- 複数案件に分散投資する(投資金額1万円の場合は1つの案件に投資するしかないので、1案件でOK)
- 運用期間終了まで何もしなくていいので、負担的には少ない
基本的にはほったらかしで運用できるので、運用的にはかなり楽チンです。
過去の運用実績と公式サイトのリンクも載せますので、そちらも参考にしてみてください。
クラウドクレジットは利回りがいいけど、分散投資が必要。
タケ
一点集中投資は絶対にやめよう。
もう一人のタケ
クラウドバンク:分散して放置
クラウドバンクはクラウドクレジットと同じような運用スタイルなので、分散投資して放置するのが基本です。
【クラウドバンクでの運用方法】
- 最低投資金額は1万円
- 複数案件に分散投資する(投資金額1万円の場合は1つの案件に投資するしかないので、1案件でOK)
- 運用期間終了まで何もしなくていいので、負担的には少ない
クラウドクレジットと同じ運用方針でOKの投資です。
クラウドバンクとクラウドクレジットに関しては少額で始められて、そのまま放置運用できるので、生活への負担はそれほど大きくありません。
こちらも過去の運用実績の詳細がありますので、参考にしてみてください。
クラウドバンンクもほったらかしで運用できるのが特徴。
タケ
運用期間中に何もしなくていいので、そこまで手間が掛からないよ。
もう一人のタケ
funds:少額運用初心者向けの放置運用
少額運用初心者向けの放置で運用できる投資として、fundsというものがあります。
クラウドクレジットとクラウドバンクとそれほど投資の仕方は変わりませんが、最低投資金額が1円という安さ。
【fundsでの運用方法】
- 最低投資金額は1円
- 1万円未満で運用したい人向け
- 運用期間終了まで何もしなくていいので、負担的には少ない
fundsが少額で運用したい初心者向けの投資で、運用益を追い求めるものではありません。
ただ、クラウドバンクやクラウドクレジットへの投資を考えている人で、最初は少額で投資したいという場合はfundsで少額運用を最初にするのも有効です。
【fundsの運用実績と口座解説記事は以下から】
少額運用から始めたい初心者向けの投資がfunds。
タケ
1円単位で投資できるのがメリット。
もう一人のタケ
放置で長期運用できるロボアドバイザーの利回りは世界経済に左右
先ほどの元月収10万円フリーターの運用利回りランキングを見ていただいた方にはお分かりかもしれませんが、2019年のロボアドバイザーの運用成績はいいものでした。
しかし、2020年は株価が暴落しており、あまりいい運用成績にはなっていません。
- 10年スパンで投資し続けることが決まっている
- 短期で運用をやめない
この2点がロボアドバイザーの運用をよくする条件なので、長期的な投資を決めている人はロボアドバイザーの活用もありです。
運用シミュレーションも公式サイトではできますので、シミュレーション結果も参考にしてみてください。
【ロボアドバイザーの口座開設とシミュレーション】
ロボアドバイザーは長期運用前提だから、株価の下落などがあってもやめないのが基本。
タケ
途中で止めるとロボアドバイザーの良い部分を受け取ることできないよ。
もう一人のタケ
まとめ:利回りが高い方がいい?自分の生活と投資のバランスを考えよう!
今回は投資の利回りは高い方がいいのかについて、まとめました。
最後に特徴を一覧にした表を作りましたので、参考にしていただければと思います。
投資先 | 特徴 |
トラリピ (マネースクエア運営) | ・利回り重視で、10%超えも可能 ・設定次第で大きく結果が変わる ・基本的には放置運用できる ・為替が激動となった場合はしっかり見る |
クラウドクレジット | ・1万円で運用可能 ・投資後は放置できるので、負担は少ない ・分散投資が必要 |
クラウドバンク | ・1万円で運用可能 ・投資後は放置できるので、負担が少ない ・分散投資必須 ・クラウドクレジットと性質は似ている |
【少額投資】funds | ・1円で運用可能 ・少額で運用できるので、初心者向け ・利回り的には少し低い |
ウェルスナビ | ・10年ほどの長期で運用する ・世界経済の影響を受ける ・最低投資金額10万円〜 |
今後の資産を考える上で投資は重要になり、少し最初は難しいですが、慣れれば簡単です。
少し特徴が多く長めになってしまいましたが、大事な資産を運用するためには必要な知識なので、載せました。
自分の生活を優先し、投資とのバランスをうまく保ちながら、運用していくようにしましょう!
【運用利回りランキングは以下からどうぞ】