トラリピの含み損対策まとめ!実は含み損は悪ではない?
トラリピでの含み損がやばい。数十万円も含み損が出てるんだけど!!
タケ
慌てる必要はない!大事なのは何をしたらいいかわかっていることだよ。
もう一人のタケ
トラリピを運用していう場合は必ず含み損を抱えることになります。
小さな含み損で済むケースもありますが、中には数十万円の含み損を抱えるケースも。
それぐらいの単位で含み損を抱えてしまうと、かなり不安になってしまいますが、実はトラリピにとって含み損は悪ではありません。
- 含み損を抱えてしまった時にどのように対策したらいいのか?
- トラリピにおける含み損とは一体どのようなものなのか?
含み損を抱えてしまった時の対策を今回は紹介します。
目次
トラリピの含み損対策は実はしなくてもいい?
トラリピは為替の上下動を狙って、運用益を増やしていくものなので、損をする局面が必ず出てきます。
そのような局面になった時にやってはいけないことは
【含み損が増えた時にやってはいけないこと】
- 冷静さを失うこと
- 毎日のように相場を見ること
- 口座残高や含み損を毎日見ること
これをやることは避けた方がいいです。
トラリピの場合は毎日相場を見る必要がないので、ある程度トラリピ から離れるのも1つの方法です。
トラリピは毎日見なくてもいい運用。含み損がある時に相場を見ると、不安になっていくだおけ。
タケ
一定期間トラリピ から離れるのも一つの方法だよ。
もう一人のタケ
やるべきことはロスカットの確認だけ
含み損が大きくなった時にやるべきことはロスカットの確認だけです。
例えば、ドル円で運用していて、85円がロスカットだったとします。
2019円12月現在ドル円は109円ですが、それが95円ほどまで円高に振れた場合、含み損を抱えますが、ロスカットまではまだ10円ほどあります。
【ロスカットが85円の場合】
- 95円まで下落しても、特に何もする必要はない
- 1ドル90円以下まで円高が進んだら、追加資金を投入するなど対策が必要
世界的な金融危機が起こっている場合やロスカットレートに為替が近づいている場合は対応しないといけないですが、そうじゃない限りは特に対応する必要がありません。
トラリピの含み損が大きくなった時はロスカットレートの確認だけをやっておけばOK。
タケ
じゃあ、ロスカットレートに近づいた時はどうしたらいいんだろう?
もう一人のタケ
トラリピの含み損が大きくなって、ロスカットに近づいた時の対策
トラリピの含み損が大きくなり、ロスカットが現実的になった時にできる対応は
- 資金投入
これをするしかありません。
基本的には資金を投入することによって、ロスカットレートを下げることができます。
先ほどのドル円85円ロスカットのケースだと、資金を追加することによって、ロスカットレートを85円、84円、83円・・・と下げていくことができます。
では、具体的にいくら追加したらいいのでしょうか?
運用試算表を使って、投入額を計算する
運用試算表を使って投入額を計算していきます。
運用試算表の使い方に関してはトラリピトレード画面・運用試算表の使い方を解説!注文まで全てわかるにありますので、まずはこの記事をご覧ください。
その上で運用予定額が30万円の時の運用試算表は以下の通りです。
まずは現在の設定を入力していきます。
運用金額が30万円の場合はロスカットレートが81円となっていますが、運用金額を40万円にすると・・・
ロスカットが81.485円から78.230円になりました。
いくら投入すればどれくらいロスカットレートが変わるのかは常に把握しておく必要があります。
この運用試算表を使って、どれくらい資金追加が必要なのかを想定していきましょう。
そして、実際に口座に入金するだけで、資金投入は完了です。
運用試算表を使って、しっかりと運用資金がいくら必要なのかを確認しよう。
タケ
追加したい金額が決まったら、口座に資金追加するだけでOKだよ。
もう一人のタケ
資金を投入した後
資金を投入した後はまたある程度放置します。
ロスカットの範囲を拡大したので、少し余裕を持って相場を眺めることができるはずなので、トラリピ から一旦離れてみましょう。
ただ、為替レートはたまにチェックしておく必要があります。
【資金投入後にやっておきたいこと】
- とりあえずトラリピから離れる
- 為替チャートは週に1回ぐらいでもいいので見てみる
- ロスカットレートに近づいたら、再び資金追加
ロスカットレートに近づいたら、再び資金を追加していく必要がありますが、そうじゃない限りは放置でOKです。
資金追加額だけやって、それからはトラリピの口座から少し離れるのがおすすめ。
タケ
為替チャートをたまに見えるぐらいにして、一旦トラリピ から離れてみよう!
もう一人のタケ
トラリピで含み損が大きくなった時にやってはいけない対策
トラリピで含み損が大きくなった時にやってはいけない対策は
- 運用方針を大幅転換すること
- 慌てて運用をやめること
これらはなぜやってはいけないのかを解説します。
運用方針を大幅転換すること
含み損が大きくなってくると、冷静さを失うケースがあります。
ですが、そこで運用方針を転換してしまうと冷静に判断することができず、悪い結果を生み出してしまいかねません。
なので、運用方針は含み損が大きくなる前にしっかり決めておいて、含み損が大きくなった時に慌てて変えないようにしましょう!
【含み損が大きくなる前にしておきたいこと】
- ロスカットレートに近づいた時にどうするのかはあらかじめ決めておく
- 下落した時の追加投入資金は常に用意しておく
- あらかじめ決まっていた方針に従って行動する
含み損が大きくなって「このままではヤバイ」と感じた瞬間に、冷静さを失ってしまいます。
なので、含み損が大きくなってしまう前に、運用の想定をきっちりしておきましょう!
ロスカットレートに近づいた時にどうするかをあらかじめ決めておくことが大事!
タケ
含み損が出る前に考えられなかった人は冷静に運用試算表を使って追加資金を投入してから考えよう!
もう一人のタケ
慌てて運用をやめること
含み損を抱えている時に運用を辞めてしまうと、含み損が確定してしまいます。
トラリピは
- 含み損を抱える
- 含み損が減っていき、利益も増える
- また、含み損が増える
これを繰り返していくことになるので、基本的に含み損は常に抱えているような状態になります。
慌てて運用をやめてしまうと、含み損が確定してしまうことになるので、慌ててトラリピの運用をやめるのは禁物です。
一歩的に下落していくような状況だと慌ててしまいがちですが、そうならないように気をつけることが大切です。
慌てて運用をやめると含み損が損として確定してしまうよ!
タケ
トラリピの場合は常に含み損を抱えることになる想定をしておこう!
もう一人のタケ
トラリピをまだ運用してない人必見の記事
トラリピを運用してないという人は運用試算表を使いこなせるようになることが運用の第一歩。
運用試算表の意味がわからないまま運用するのはかなり危険です。
- 運用試算表を使いこなせるようになる
- 過去のチャートを見て、トラリピ設定できるようになる
やり方は以下の記事にまとめてますので、トラリピを運用する前に読んでいただくのがオススメ。
運用試算表を使いこなすことができれば、リスクの想定もしっかりできるようになりますよ!
【運用試算表の使い方と注文方法】
上の記事を絶対に読んでね!運用前には必須の知識だよ!
タケ
運用試算表を使えないといざという時の想定もできない。慣れればそんなに難しくないから、慣れていこう!
もう一人のタケ
まとめ:トラリピの含み損を抱えてしまった時の対策まとめ
トラリピの含み損を抱えてしまった時にどうすればいいのかを今回はまとめました。
基本的には放置でいいですが、ロスカットレートに近づいた時だけ以下の対策をしおく必要があります。
- 運用試算表を使って、投入資金を計算する
- 資金投入する
トラリピは含み損を抱えながら運用していくことになります。
含み損にいい意味で慣れて、慌てない運用を心がけましょう!
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